DIGIT (0b10)

前回のあらすじ

デジタル化で色々考えなければならなくなって、うひゃぁ。


スタンダードにならなくても価値は残ることを知る。

はてなの方向性も本当のところ、疑問を持っているのですよ。
他で見たことあるようなサービス(失礼ながら、はてなアルバムFlickrグループみたいなものだし、はてなスペースもFBなどで同じことができますよね。あとOneとかハイクとか...)をリリースし、そのうち消えゆくという...
これは前回の「分断の助長」そのもので、(別にワザワザはてなサービス化しなくてもいいんじゃないかな)と。

そんな折、うれしいお誘いがあってモトシさん/タカヒロさん/ケイスケさん/イチローさんとご飯することができまして。
その場で仰ってらしたことばがとても印象的でした。

「サービスはすぐ消えてもいいと思う。そこであった(在った/逢った)ことを次の場所でできるから。出逢いやすい環境が大事。」

今まで"サービスは大きな、永続的なほうがよい"と思っていたところに目からウロコでした。
見返してみれば、この集まりもはてなブログの中の、小さなひとかたまりであったために出来たこと。双方向コミュニケーションをとりたいと思ったら、同時に出来るのは片手くらいの人数ですもんね。大きなスペースは広く話題を共有できるが眺めるだけになりがち、「参加できる小さなスペース」に楽しいことが沢山あると教えてもらいました。いや、ずっと教わり続けています。


そうするとはてなのやりたいことも、既存サービスの焼き直しでなく、既存サービスから飛び出す新たな可能性を目指すのかな、と、そう思います。

でもやっぱり疑問は―
「はてなスペースで、カメラ女子がお散歩中にフィルムカメラで撮った写真は どこにアップするの?」