今月の本 1

虹を待つ彼女 (角川書店単行本)

虹を待つ彼女 (角川書店単行本)


主役が好きじゃない人物。こいつは人工知能の研究者として優秀らしく、周りを思い通りに動かせると思っている割にExifブルートフォース程度が通じなかったりちぐはぐだなぁ。ちょっとご都合主義。
「さっさとやられちまえ」って思いながら先へ先へとページをめくり一気に読み終えてしまったから、つまりはうまく読まされたってことか。

表紙がきれい。だから表紙にあるシーンがきれい。

今月の本 2

カササギの計略 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

カササギの計略 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)


七夕の伝説、7月7日が雨で川を渡れないときにカササギが橋をかけてくれる(=結局雨でも晴れでも二人は会える)物語だった記憶があるのですが、違ったっけ?

物語の構成は上映中の「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」に外郭が似てます。突然現れた女の子を好きになり、一緒の時間を過ごすが彼女には秘密があった...というところは。
しかしこちらにはカササギがいるので、話がこんがらがってますね(笑
人を好きになるとき、どこを好きになるのだろう? 顔?性格?過去? それがわからなくなる物語。


しかし小学生の頃のことを忘れていたことを恨まれるって、判定厳しくない?その頃転校なんてあったら、行き先を突き止めるのは難しいよ。親同士が繋がってればできるだろうけど。

今月の本 3


...落ち込みがない!!
ゆるやかに上昇中。

3話収録で1話は過去のお話だったので、ちょっと短かったかも。
前回の引きだったデートは恙なく終えたので、次は何が来るのか全く分からなくて楽しみです。