今月の本 2

神様の御用人 (メディアワークス文庫)

「基本的に、神は豊穣や繁栄などの大きな祈願に関与し、受験や恋愛などの個人的な祈願にはほとんど干渉いたしません。たとえば、参拝に来たすべての受験生を合格させていては、おかしなことになってしまいますでしょう?」

「しかし、昔からその土地に密着する神にとっては、人の子とは我が子のようにかわいいもの。お小遣いをねだられれば、ついつい渡したくなるのが心情でございます」

名言スランプがお気に入り。

神話の世界って、本当にあった世界だったと思う。今も会うことができればいいのにな。