2016-11-30 今月の本 1 読書感想文 マリオネットの罠 (文春文庫)作者: 赤川次郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/11メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (16件) を見る中学生のミステリ入門書、赤川次郎。 でもそれだけじゃない、赤川次郎。 これは怖いほうの赤川次郎。動機がわからないまま進行していく中盤は彼女が恐ろしい。なぜ閉じ込められていた場所からあっさり出られたのかわからない怖さもあってなおさらに。その世界の見え方が変わり物悲しさが残るエピローグも、いつもの赤川次郎。