今月の本 1

モテたい脳、モテない脳 (PHP文庫)

モテたい脳、モテない脳 (PHP文庫)



芸能人を見た時の感想は「顔小さい!」
生物は一般的に体の体積比で脳の割合が大きいほど知能が高い傾向があるそうです。
知能が高いほうが生存の確率が高い = 子孫を残せる確率が高いので異性を惹きつける という基本式があるのに、
それなのに芸能人を見た時の感想は「顔小さい!」
異性を惹きつける人は「顔小さい!」
知能の低さをカモフラージュするための戦略があるのか、知能よりも別要素が現在の社会では重要視されているためなのか。
(ゆえに「おバカ芸人」は必然?)


あるいは、現在の社会では生きていくだけならば難しくないため、法則があてはまらなくなったのでしょうか。
「種」としての生存が容易になったとき、「個」の生存を優先するようになるのかも。
「個」の優先行動は「種」の優先行動と相反するもの。「種」として見たとき、より若い(但し若すぎない)個体を残すことが需要ですから。
寿命が延びる方向に向かうのも、WLBが提唱されるのも、晩婚化も、大学進学率も、「個」が自分のための時間を蒐集するようになった結果のこと。
ならばきっと「顔小さい!」も個人の時間を蒐集するのに重要なこと。(そうなのか!?)
重要であるのはどのようなところかー 視覚や体験を楽しませてくれるものであると思われます。正しいかはわかりませんが。

...ん? "資格や体験"にすればイマドキの流行りものか?