ねこ だい すき ○○○○ ♪

黒猫の接吻あるいは最終講義

黒猫の接吻あるいは最終講義


「黒猫の接吻あるいは最終講義」読了。
「黒猫の遊歩-」の続編です。


↓ネタバレ回避
黒猫の過去が分かるたびに不安に揺れる付き人を
ハラハラしないで楽しめました。
黒猫は懐ききってるから心配ないよー、っと。


話は変わって。


このブログをお読みくださっている方はお察しでしょうが
わたくし猫大好きです。
猫大好きだからこんなことを迷う日もあります。
"猫として生きるのと人間として生きるのとどちらが幸せか?"
だって、寝て起きてぶらついてニャーな生活うらやましい。
でも人間であってよかったなーと黒猫に教わりました。
作中で黒猫の主張する"遊動図式"を嗜むことのできるのは人間だからこそ。
森羅万象に意味を感じて勝手に感動する。これは人間である幸せ。

「僕は生きて、これからもいろんな景色を眺めるよ。間断なく遊動し続ける図式とね。」