研修が、ありました

メンタルヘルス研修。

鬱が云々~の話しかと思ったら、全然違うものでした。

そのなかで印象に残ったのはコレ。

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ペアにこの図形カードセットを渡され、言葉のみで自分の作った形を再現してもらう、というものです。

例えば↓

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めでたく私らは正解できたのですが(パートナーが上手だったの)うまくいかないペアも多かったようです。

このときの、パートナーの行動を振り返ってみると色々とタメになります。

 

 1. ゴールイメージの共有

最初に"Fつくります"って教えてくれました。

これは序盤にはあまり意識しなかったのですが、いくつかカードを置いた後、ふっと完成形が見えました。

 

2. 情報を自分の意思で削減しすぎないこと

これがナイスプレイだったのではと。

実は、お互いに配られたカードは色が違いました。うまくいかないペアはこれに翻弄されたようです。

一番最初に上図のえんじ色の図を表現するとき

"青色の" "大きい" "ひし形の一部が欠けた" 形と表現してくれました。

それなのでこちらは"お互いの手元にあるものは違うみたいだな..."と気付くことができたわけです。青は小さい三角ですから。

もし色のみで表現してたら...うまくいかなかったでしょう。

 

そして説明者-聞き取り役を交代して再プレイしたときに気付いたこと。

3. 共通言語を見つけること

えんじ色の図形、イザ説明しようとしたらどう言おうか迷いました。落ち着いて考えれば色々と表現できそうですが。

インターバル中に"パックマン"という表現があったので、それを使うことで助かりました。タームは早く正確に伝えるためにある、ってことですね。

 

コミュニケーションにおいては

共通認識をもつまではよく確認を行い、意思疎通ができた感触があったら細部の説明を省いてスピードアップ、というのがよさそうです

と思ったのでした。

 

p.s.

 

これも心理学の一端かもしれません。

心理学。

他で読んだ所によると「心理」「学」ではなく「心」「理学」だそうです。

なるほど。